顔や髪や肩に 大粒の雨があたる 皮膚に雨が当たる感覚 その上を強い風が通る 雨が落ちてくる白い雲は 伸び上がる小枝さえもキレイに映し出して 夜だってことを忘れるよう 今日 雨に当たりながら 雨に当たるってことを感じていて 風に吹かれるということも感じていて そんなことすらもはっとすること いつもわたしと雨風の間にある 屋根やガラスや傘 1時間も雨に濡れるってこと いつもはしようなんて思わない わたしたちがいつか森の一部 海の一部として暮らしたとき こんなふうに雨に当たり 風に吹かれて ぷるぷると震えていたのだろう 自然と自分の間が 薄い皮膚一枚で 大いなるもののエネルギーは直に わたしたちの感覚へと 入り込んできたのだろう こんなことを聞きました チーズにカビが出たら 1.5インチも切らないと 毒がからだに入っちゃうからね 絶対に切り取らないと からだに悪いからねって たくさんの知識は 充実したlifeより 怖れや不安を生むだけなんじゃないか… もし感覚を研ぎすまして生きていたら これを食べたら大丈夫かどうかとか 感じるんじゃないかなぁと思うの 動物がそうであるように でも お勉強してリサーチされた数字や実験の結果や いま流行っているナニカってことに 囚われたら 匂わなくなるんだろう それじゃ困る 理屈がどうであれ ピンときた方向へ進む わたしはそう生きたい 雨に打たれながら なかなかいい年の始まりかなって想った
by katie_ash
| 2009-01-02 18:03
| poem
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